伏見稲荷大社近くのお蕎麦屋さん
先日の京都散策で、東福寺に行ったと書きましたが、東福寺にお参りしてもまだ11時とかで、朝早くから動き出すとさすがに早くっていいですね。
東福寺駅から電車で2駅ほどで、伏見稲荷大社があるのでそこへ参拝することにしました。京都が好きだと言いながら伏見稲荷へ訪れるのは初めてだったのでとても楽しみでした。駅を降りるともうすでに参拝客の方で賑わっていて、賑わうというよりもう、ギュウギュウに近い状態でした。外国の方も金閣寺なみに多くて、やはり人気があるのだなぁと実感しました。
その時点で11時半にもなっていなかったのですが、千本鳥居のほうへ行ってしまってからだと、ランチタイムが混雑するだろうと、近くでランチにすることにしました。
『ランチはここで』と予め決めておくといいのでしょうが、散策にどれぐらいの時間がかかるかも読めないですし、予約とかもすればスムーズなのでしょうが、観光メインにしてしまうとその予約の時間ばかり気になってしまうから決めるっていうのも難しいですけど、「さあいざこのあたりでランチのお店をみつけよう」となるとなかなかのプレッシャーですよね。つい最近までは『食べログ』で検索していたようにも思いますが、最近はすっかり『インスタ』で探すようになりました。インスタってわたしほんとに今年になってから見るようになったんですけど、便利ですしワクワクしますよね。写真の上手な方も多いですけど、安くて美味しいお店を紹介してくださっている方も多いですし、なんだかんだ使っています。
そこで検索してはじめに見つけたのが、可乃古というお蕎麦屋さんでした。パッとみて二色のお蕎麦がめちゃキレイだったので、そこがいいんじゃない?って思っていると、お友達も同じところを見たようで、即決でそこに行くことにしました。
まだ12時になっていなかったのもあってか、すぐに案内していだだきました。テーブル席もあったのですが、店員さんが「お座敷もございますよ、ごゆっくりいかがですか?」と言ってくださったので、お座敷へ。靴を脱ぐのがちょいと面倒臭かったりもするのですが、脱いだらもうやっぱりスッとしていいもんですよね。
メニューとお茶を持ってきてくださって、写真を見ていると、インスタで見たその二色のお蕎麦があったので、それにすることにしたら、お友達もそれにするということで、そのあたりでもなんか、めっちゃ気が合うんですよね。いつも連絡しようと思ったら連絡がきたり、気になるお店とかもいつも一緒だったりして、縁を感じています。男女だったらめちゃうまくいきそうです。
頼むものが決まって店員さんを呼んで待っている間に、隣の席にカップルが来たんですけどね、その女性のほうが、私たちがメニューを占領していると勘違いなさったのか、「あのー、メニューを見せてもらえませんか」とちょっと強い口調で言ってこられて、私たちはキョトンとしているところへ、うまい具合に店員さんが来られて、「メニュー茶と一緒にお持ちしますのでお待ちください」とさらっと言ってくださったので、ちょっとだけ「フフン」と思ってしまった器の小さい私でした。
あ、前ぶりが長すぎますよね。
はい、天ざるの膳という名前のまんぷくセット的なやつです。
伏見稲荷さんのそばだということもあって、おいなりさんまでついている贅沢なセットです。お店のメニューの中ではお値段がそこそこ高いほうのセットです。いうても1800円(税抜き)ですけどもね。
緑のお蕎麦には宇治の抹茶が使われているそうです。抹茶の味が強いわけでもないのですが、とてもおいしいお蕎麦でした。天ぷらもサックサクでサイコーでした!また近くへ行った際には訪れたいです。
それに、店員さんがとても気持ちの良い接客をされるので居心地がよかったです。とはいえ敷居の高い料亭とかそういう雰囲気じゃなくって、みなさん元気で愛想がよくて、丁寧で親切でした。たまにさ、奥のほうの座席とかだと、お茶のおかわりとか行き届かない場合があるでしょ?でも常にお茶のおかわりに来てくださって、頼まなくってもお茶を注いでくださいました。こういうのって簡単そうで難しいんですよ。オーダーが重なったり配膳が重なったりすると、ついお客様のお茶の減り具合を気にすることを忘れがちです。でもこのお店は素晴らしかったです。また行きたいです。
ちなみに参拝したあと14時前ころにお店の前を通ると、もう外にまで並んでおられましたので、観光地のランチは早めにとるのが正解だと思いました。
あぁ、今日も長々と申し訳ない。