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40代おひとりさまの雑記帳

billboard classics ASKA PREMIUM SYMPHONIC CONCERT 2018 -THE PRIDE-

12月8日、西宮までASKAさんのシンフォニックコンサートに行ってきました。私の参加はこれが2回目で、今回はラストです。今年のASKAさんは見納めです。今はとっても寂しいです、これをロスというのでしょうか。今日はASKAさんのことめっちゃ書くので、興味ない方、ごめんなさいね。

 

会場は西宮北口駅からペデストリアンデッキで直結されていて、めっちゃ便利なホールでした。 しかも会場内は木目調ですごく素敵でした。西宮北口駅って初めて降りましたけど、めっちゃ感じいいですね。ちょっと足を踏み入れただけで住みたくなるような雰囲気でした。

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ASKAさんとしては6公演目になるそうで、私としてもあの初日の高揚しすぎてドキがムネムネし続ける感じもなかったので、冷静に落ち着いてみることができました。チケット代が1万円ごえなので、2公演申し込むのは懐がすごく痛んだのですが1公演目のは緊張しすぎて、ほぼ覚えていないので2公演申し込んでよかったです。

 

この日のASKAさんは、お久しぶりのステージにも慣れてきたのか、よく喋る男になっていました。MCのたびによく喋り、楽団の人もけっこう笑っていらして和やかでよかったです。個人的にはコンサートマスターの方がとてもタイプでした、ぽ。

 

ASKAさんはリハーサルで本気出してしまう癖があるそうで、この日も高音は若干かすれていました。でもいつもの声量、いやそれ以上の声量で圧倒されました。コンサートでは曲に対しての思いや出来た経緯などを語ることはあまりない(あっても1曲ぐらい)ASKAさんですが、この日は何曲も説明されていました。

 

『はじまりはいつも雨』が発売されて世に出たときの話や、カラオケで一部歌詞が間違っていると嘆いたり、シングルにはなっていないのに、特に男性に人気のある曲で、いつしか一人歩きしていった『PRIDE』という曲の話。不評だったアルバムについての昔話、幽霊の声が入っていると噂になってしまったけれど、実はその声はASKAさんがあえて入れた声だったという曲の話。「あれ、俺の声だからね」と言ったASKAさんのお茶目な顔を見ると、懐かしかったです。もう歌手生活終わるのか?ってぐらい曲について話していたのがとても印象的でした。

 

ファンクラブの話もされていました。ASKAさんは昔からファンクラブという名称に抵抗があるようで照れくさそうですが、さりげなく入会を勧めていました。入ったら飛行機が無料だの、コンビニが7割引だの、地下鉄は基本的に無料だの、でたらめばかり好き勝手に話してましたが、私はいまだ何も無料になっていません、笑。

 

ASKAさんはずっとASKAさんのままで、ステージ上のASKAさんはやっぱりかっこよくって、歌がうまくて、こんなに時間が経っていても変わらないなぁと思いました。かわったのは、目を開けて歌うようになった。彼はほとんど目を閉じて歌う人だったんですよ。ほんとによく戻ってきてくれたと思うし、私もよく待てたなと思います。

 

先日、心療内科へ行ったとき、「なんか元気になってきたね、やっぱりASKA効果かな、すごいね」と先生はビックリされていました。先生はお医者さんで専門家だから、薬物依存の患者さんも診てるので、どちらかというとASKAさんが復活すると思っていなかったからです。そこにもビックリしているようです。

 

来年になれば、バンドツアーが始まって、この公演の最後には「来年の年末、空けといて!」って言ってました。え?なになに?えー!っていうお客さんのキラキラした笑顔は、私はずっと忘れないだろうと思います。ASKAさんはやっぱりすごいな。