自由に書いていいですか?

40代おひとりさまの雑記帳

いつの日か君や僕を誰も知らない時がくる。

ASKAさんの曲に、『同じ時代を』という曲があります。比較的ライブでよく歌ってくれる曲で、とても深い詞を歌っています。

 

タイトルにありますように途中、この歌詞が出てきます。いつの日か君や僕を誰も知らない時がくる 僕たちが昔の人たちを知らないように。。。 と続きます。それでも同じ時代を生きて、それを未来へ繋ぐことができたならという内容の曲で、私はとても好きな曲です。ライブで歌ってくれるたび、『同じ時代を生きられて幸せだ』と思えるとともに、永遠はないのだということも考えさせられます。

 

今週末は長居スタジアムでB'zのライブ、京セラドームでEXILEのライブ、そして安室ちゃんの引退日が迫るのと、ミスチルが間もなくアルバム発売もあって、ラジオからはこの4組のアーティストの楽曲が頻繁に流れたんですよ。B'zはテンションが上がるしEXILEは久々のATSUSHI復活で盛り上がるだろうし、ミスチルはその優しい曲に包まれるような気持ちになるし、そして安室ちゃんが流れるとやっぱり寂しいなと思いながら仕事をしていました。

 

安室奈美恵ちゃんのファンの人は引退の日までをどう過ごしてきたのだろう。どうやって自分自身を納得させてきたのだろう。絶望から感謝に変えてきたのだろう。そして今日どう思うのだろう。アメブロの仲間の人で、すごくすごくファンの人がいて、引退発表から今日まで色んな気持ちを綴ってこられました。ご自身の中での安室ちゃんとのサヨナラとか、封印とか卒業だとか。でもやっぱり引退を直前に迎えて、『笑顔で送り出すなんてできない』という気持ちでした。それが1番素直な気持ちなんだろうと思いました。例えばツアーが終わって寂しい気持ちになっても、また次のライブまでこっちはこっちでそのために頑張って働くんですよね。イヤなことも辛い日もまた安室ちゃんに会える日を楽しみに頑張ってきたんだもの。あのイモトさんだって体を張って頑張らないといけないときは必ず安室ちゃーん!って叫ぶのだもの。こんな私だって少なからず安室ちゃんの影響は受けてきて、アルバムもライブDVDも持っているし、同世代の安室ちゃんが頑張ってるから勇気持てるってとこもありましたよ。私だって寂しいよ。あの頃、細くしてしまった眉毛ももう生えてこず、今だに細いんだから私の眉毛。

 

ASKAファンは全然違う意味で、悲しい理由で大好きな人が突然消えてしまうという経験をしてしまいました。同じように扱うのは違うことは承知だけれど、まさに青天の霹靂とはこういうことかという意味では同じ気持ちかもしれないです。だからその辺は理解できるというかその気持ちを想像することはできるなと思っています。

 

ただ前述したように、いつの日か君や僕を誰も知らない時がくるのだということは常に心に置いていなければならないと思うのです。あまりにもその存在だけを心のよりどころにしすぎてしまうとダメージが強すぎます。空虚感に耐えられなくなってしまいます。過去の自分がそうでしたから。そうならないよう自分でしっかり立って、そして惜しみなくライブやイベントに参加するのがよいと思います。「あ~、あのライブ行っておけばよかった、アルバム買っておけばよかった」という後悔が残るからです。アーティストや芸能人に限らず、人っていつ会えなくなっちゃうか分からないから。精一杯大事にしたいですね。

 

その人を好きな気持ち、今までありがとうという感謝の気持ちは一生の宝物で、その愛の証しをいつだって胸に抱いて。